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あおいの「すきなもの・きらいなもの」を綴ってゆくブログです。
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私は文字を書く。
演技をする。
なにもないところから「文字」を「感情」を作り上げ「表現」する。

好きだから、する。
でも、それだけじゃない。
私は、そうしないと生きていけないのだ。


ある人は言う。
「人と会う、話す、素晴らしいものを見る、聞く。そういったプラスの感情が創作欲を刺激する。」

でも、私は違う。

私は、私を削って表現する。

たとえば、辛い恋をする。
その人に会うたび心が悲鳴をあげる。
その悲鳴をカタチにする。

たとえば、昔の傷を引っかかれる。
かさぶたの下からまた新しい血が流れる。
その血を使ってカタチにする。

私の言葉は、すべて私のカケラで作られている。

私のカケラは、伝えられなかった思い。
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電話がきらい。

昔は長電話もした。
でも、最近はめっきりしなくなった。
だって、やっぱり会話は相手の顔を見てしたいから。

電話は声は届いても、温度は伝えてはくれないから。
こんなに近く聞こえるのに、心の距離は埋まらない。
あの人の息遣い一つとって、機嫌をはかってしまう。
顔が見えないから、神経質に、敏感に、なってしまう。

その言葉を吐いた貴方はどんな表情をしていますか?
私に見えない、貴方の世界はどんな色をしていますか?

この頬を伝う水分は、貴方に気づかれることなくまた消えてゆく。
外で吐く息も白く。
冬を迎える今日この頃。

あたたかいもの
が恋しく、愛しくなる季節。

朝のお布団。
いれたてのコーヒー。
家族の笑顔。
セーター。

ぬくぬく幸せ。

でも、暖房器具の暖かさは頼もしいけれどあまり好きじゃない。
ちょっと、押しつげがましくて、強引。
あったかくしてやってる!って感じがする。

その点、布団のぬくもりのほどよさ。
入ったときは冷たい布団も、だんだんと体温とまざり私の適温を作り出す。

あとはカイロの暖かさも好き。
あの手軽さがまたいい。
いつでもどこでも封を開ければ、その場でぽかぽか。
私は首の後ろ、マフラーと首の間にはさみこむ。
あれはホント暖かい。
今年も、カイロという相棒を片手に冬の寒空と戦うのだろう。
私は「紙」のにおいがすきである。

たとえば、新聞のにおい。
新聞紙の紙独特のにおいと、印刷された文字のにおい。
開いた紙面の中のにおいがすき。
たまに開いた新聞紙に頭をつっこんでみる。
傍からみれば変な格好である。

たとえば、買ったばかりの本のにおい。
紙がぴっとしていて、新しいにおいがする。
新しい本を買うと、まんなかを開いてにおいを嗅ぐ。
それぞれ違うにおいがする。

たとえば、ティッシュのにおい。
私にはお気に入りのティッシュがある。
どれも同じだというが人はいうが、それは他のものよりやわらかい、気がする。
鼻をかむとき、息を吸うとすこし甘いにおいがする。

小学校の時配られるざらばんしのにおい。
あれは、紙なのになんとも雑な匂いがする。
これは例外、あんまり好きじゃない。
小学校の時の嫌な気持ちを思い出すからきらい。
その歯ざわりがきらい。

緑のその色がきらい。

昔は生野菜のサラダとかすごい嫌そうな顔して食べてたものだ。
しかし、今はなんとか食べられるようになった。
大人になるとはこういうことか・・・(ちょっと違う)

しかし、そんな大人な私の未だにきらいな生野菜・・・それはトマトである。

色はとても綺麗。

カタチもあのぷりっとした感じは可愛いとさえ思う。

でも、中を割ったとたん・・・あのぐしゃっとした中身に引いてしまう。
なぜにあんなにぐしゃっとしているのか。
あの噛んだときに感じるぐにゃっとした感じ・・・苦手である。

余談であるが、父もトマトが嫌いである。
これは家系だと思ってあきらめてくれたまえ。

今日も私のお皿の上にのっているトマトくんは、誰かのお皿に出張してゆくのであった。
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